敷地延長の土地 IZUMAI通信 Vol.201

2022.10.03

敷地延長の土地について

 

 

 

いわゆる旗竿の形をしている土地のことです。
一般的に前面道路と接している距離が短く、細長い通路のような敷地が長く、その奥に建物が建つ土地があります。

 

 

周りを建物に囲まれている場合が多く、陽当たり、風通しに少々難ありの土地になります。
また駐車スペースを確保することが難しい土地でもあります。

 

 

故に周辺の間口の広い整形地の土地に比べると価格がかなり安くなります。
相続税を計算する場合も間口の長さ、奥行きの長さなどから価格を補正、つまり減額する措置を取られます。

 

 

建物を建てる場合、4m以上の巾の道(建築基準法で決められている道)に2m以上接していないと基本建てられません。
既に建物が建っているんだから、2m以上あるんだろうと思って実際メジャーで測ってみると、2mにちょっと足りないなんてことも稀にあります。

 

 

こういう土地は、少し後退して(セットバック)することで、2mを確保できたり、少し角度をつけて斜めに測ると2mの条件をクリアできたりします。

 

 

敷地延長の土地は、このようにマイナスポイントばかりで、こんな土地売れるのかなあと思われる人も少なくないと思います。

 

 

実際、形の良い土地に比べると売却に苦戦することが少なくありません。
不動産業者だけが見られるポータルサイト(レインズ)を見ていると、初掲載してから3年も建って売れていない土地があります。
図面で確認すると、大概立派な敷地延長の土地です。

 

 

不動産は売れないものはないと不動産業界で耳にすることがよくありますが、購入される方は、決してその土地の形だけで購入することを考える訳ではなく、ロケーションであったり、周辺の環境、近くの施設、ご自身の趣味を楽しめる環境など、人によって様々なニーズがありますので、関心を持ってくれそうな人にピンポイントに情報が届けば売却できることもあります。

 

 

また、売却に苦戦することが多いため、売主さんが価格交渉に柔軟に応じてくれることも少なくありません。

 

長く住み続けることを考えるのであれば、生活の利便性を優先して比較的相場より安く手に入れられる
敷地延長の土地も悪くないかもしれません。

 

 

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