環境不動産 IZUMAI通信 Vol.221

2023.02.28

地球温暖化の進行は、人類の生活基盤を壊し、安全、快適な生活環境を奪い、過酷な生活環境に変えていこうとしてます。

 

 

この地球温暖化という自然の人類への猛威は、人類の横暴極まりない環境破壊に対しての自然の報復が始まった現象のように思えます。

 

 

愚かな人類もさすがにこのまま自然を破壊し続けていくと自分たちも破滅の道を突き進んでいくことになると漸く気が付き、SDG’Sやカーボンニュートラル、ESGなどと俄かに叫び始めました。

 

 

この待ったなしの状況の中でロシアのウクライナ侵攻が行われ、自然破壊のスピードを一気に加速させることになってしまっております。

 

 

人類は、自分たちで決めことを守れず、前進後退を繰り返し、いつまでも改善を図れない哀しい存在であると言えるかと思えます。

 

 

先だって、日経新聞に日経企業イメージ調査というのが、載ってました。

 

 

色々な指標で企業ランキングが載ってましたが、ESG指標で住友林業が前回20位から6位に大きくジャンプアップしているのが目につきました。
住友林業は、脱炭素を訴え実践し、結果を残し始めていることがこの評価に繋がったようです。住友林業は、ビルや戸建などの建物を作るデベロッパーでもありますが、新築現場、解体現場など7区分でゼロエミッションを達成しました。

 

 

ゼロエミッションとは、産業廃棄物を単純焼却、埋立処分を行わずリサイクル率98%以上にすることをゼロエミッション達成とみなします。

 

 

また、大林組は、純木造耐火建築物として国内最高の44m(11階)の「Port Plus」を完成させました。木材を利用することで、鉄骨造に比べて40%のCO2の削減効果があるようです。耐震、耐火に関しても鉄骨造、鉄筋コンクリート造と遜色ない構造を実現したとのことです。

 

 

今回テーマに挙げた環境不動産とは、構造、設備などの環境性能が高く、良好なマネジメントがなされている環境価値の高い不動産です。

 

 

今後サステナブルな社会を実現するため、不動産についても環境に配慮した不動産が他より評価をされることになり、価格もその取組み具合で差が出てくることも考えられます。また、投資家も投資する際の判断基準をそこに求めるようになっていくだろうと思います。

 

 

ただ単に交通の便が良いとか、人気のあるアドレスだからで投資家から資金を集めることができなくなるかもしれません。

 

 

今後、環境不動産かどうかということを意識しながら、取り扱うよう心掛けていきたいと思います。

 

 

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