日経新聞に入社2〜3年の若い人がマンションを購入する傾向が増えてきているという記事を目にしました。しかも1億円を超えるような金額の高額マンションだそうです。購入者を男女別で見ると女性の方が多いというのが、特筆すべき部分かとも思います。
事実どのくらい増えているのかの詳細データはありませんが、首都圏の新築マンションの購入者の半数以上が35歳以下の若者だそうです。同世代の多くがマンション購入に走っているとは考え辛いところもありますが、購入できる層が一定数いるというのも興味深い話しです。
購入を決めた人はどういう理由、目的で購入したのか尋ねると、投資目的ではなく、家賃が高騰している状況において家賃を払い続けるより、早い段階で購入したほうが得だと考えている人が多いと新聞の記事に載ってました。また短期間に含み益が生じているので、買ったことを正解だと感じているようです。
失われた30年に生まれてからこのかたずっとどっぷり浸かってきた世代なので、逆に不動産価格が下落するといった経験の無い世代とも言え、この先もずっと上昇が続くと信じている節もあります。
金融機関が入社2〜3年の若い人に1億円も融資するといったことは今までは考えられなかったことですが、将来的に返済を続けていけるのか心配になります。昨今、初任給が大幅に引き上げられたことも影響しているのかもしれませんが、終身雇用の時代でもありませんし、転職に抵抗感の無い若い人も多いかと思いますので、本当に正解なのか私には分かりません。
金利のある世界になって、金融機関も融資に対して規律の強化を図っていると思いきや、逆に甘くなっていると感じられる部分もありますので、今後も今のような融資方針で入社間もない若い人に1億円を超えるような住宅ローンを提供するのか注目しておきたいと思います。
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