アメリカの不動産を外国人が爆買い IZUMAI通信 Vol.346

2025.09.16

先の参議院議員選挙で参政党が日本の普通の人が不動産を買えなくなっているのは、外国人が日本の不動産を大量に買っているで、外国人の不動産購入を規制しなければ、不動産の価格は更に上がって普通の日本人にとっては高嶺の花になってしまうと訴えたことで大きく票を伸ばしました。

 

 

今アメリカでも同じようなことが議論され始めております。アメリカの不動産を購入している外国人は、中国人が15%、カナダ人が14%、ついでメキシコ人5%で日本と同様に中国人の不動産購入が増えているようです。アメリカでは物価高対策で短期間に金利を上昇させたことで、住宅ローン金利は6.65%まで上がって21年の3%の倍以上の水準になってます。ただでさえ普通のアメリカ人にとっては住宅購入が厳しい環境の中、外国人の爆買いで価格が高騰し、より高嶺の花となりつつあるというのです。

 

 

アメリカでは、日本と違って転居する時に賃貸から賃貸と移り住むことがあまり多くなく、住宅購入を転居先で購入する住み替えのパターンが多いので、その影響は日本以上かもしれません。

 

 

またアメリカの住宅は中古の住宅が約85%も占めており、中古住宅の高騰は新築住宅の高騰にも繋がります。

 

 

参政党の参議院議員選挙での躍進を受け、国会でも外国人の不動産購入を規制する法律の制定が真剣に議論されるかもしれません。千代田区では、先行してマンションの部屋を何部屋もまとめて購入する外国人を規制する条例が発効され、先鞭をつけた形となりましたが、今後この動きは加速していくことが予想されます。

 

 

居住のために購入する外国人を規制することは、人口減少が進む日本においては得策だと思えません。規制すべきは短期間の転売を目的に購入する外国人に限定すべきと賛同する人も多いのではないかと思います。

 

 

国交省の住宅政策は、過去も数多く打ち出してきましたが、なかなか効果を感じられる政策がなかったので、もし外国人の不動産購入を規制するのであれば、効果を発揮できる内容、運用に期待したいと思います。

 

 

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

 

単身者・沖縄県の収益物件情報なら
株式会社IZUMAI(イズマイ)
東京都知事(1)第102084

 

 

〒103-0015
東京都中央区日本橋箱崎町35番3号 BRICK GATE日本橋 2F

 

 

TEL:03-6661-7296
FAX:03-6661-7249
URL:https://izumai.biz/

 

 

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□